こんにちは。
下隣(しもりん)です。
健康の三要素とは、心身ともに健やかな生活を保つための基本的な柱ですね。日本の厚生労働省などがよく提唱している「健康の三要素」は以下のとおりです。
●栄養
●休養
●運動
この三つは相互に関係し合っており、どれか一つが欠けるとバランスが崩れやすくなります。
健康づくりはこの三要素を意識して、日常生活に取り入れることがスタートですね。
ちなみに、あなたはどの要素をいちばん意識していますか?
栄養・休養・運動が健康の3要素
健康の3要素と言われているのが、
①.栄養(食事)
②.休養(睡眠)
③.運動(トレーニング)
です。
そしてそれぞれは、どれか1つが足りていれば健康になれるというものではなく、複合的に作用するものです。
これらの3要素は、いつ行うか?
というタイミングによっても効果が大きく変わってきます。
次から少し詳しく説明していきます。
体内時計は25時間周期なんですね!
生物には、それぞれ体内に時間の経過を計る、体内時計と呼ばれる機能を備えています。
人間のカラダの体内時計は、約25時間周期のリズムになっています。そのままだと1日1時間ずつずれていくことになりますよね。
なので、日光を浴びたり食事をとったりすることをきっかけとして、生活リズムはリセットされると考えられているのです。
『朝ごはんを食べたほうがいい』というのは、朝ごはんを抜くと体内時計のリセットがスムーズにいかずに、生活リズムにズレが生じていくからなのです。
心がけ次第で健康維持はできる?
毎回、栄養バランスを考えた食事を取るのは難しいものですが、タイミングよく食事をとるということは、ちょっとした心がけ次第で実行できるものです。
健康の3要素の複合的な効果や、そのタイミングの研究が進めば、あらゆる人が健康維持により取り組みやすくなるはずです。
ただ、タイミングの問題は、日常の健康だけにとどまりません。
例えば、世界で活躍するアスリートが、国際大会において時差ボケに苦しむという話はよく聞きます。時差ボケとは、体内時計と現地時間のズレによって生じる不調ですよね。
それによってパフォーマンスの低下を防ぐためには、食事や睡眠、運動のタイミングをそれぞれ考慮して体調を整える必要があり、こうしたことにも科学的なエビデンスが求められているわけです。
栄養(食事)による健康維持について
食事は、栄養素を補給して健康な身体を保つのに必須になります。
食べ過ぎは肥満のもとに、塩分や脂質のとり過ぎは循環器疾患につながります。
反対に栄養素が欠けると、メンタル面の不調が現れたり免疫力が落ちたりします。
健康維持する食生活は、以下のことに注意しましょう。
●毎回の食事で主食・主菜・副菜をそろえる
●1日3食規則正しい時間にとる
●毎食ごとに野菜を取り入れる
●魚を積極的にとる
●清涼飲料水をとり過ぎない
休養(睡眠)による健康維持について
睡眠には、心身の疲れを取り回復させる効果があります。
十分な休養を得るには、適切な睡眠時間と睡眠の質が大切になります。
睡眠時間が短くなると、うつ病・肥満・糖尿病・循環器疾患を発症するリスクが高くなり、
睡眠の質が低下すると、心身の疲労が残るため、判断力や集中力の低下が起きるのです。
健康維持のための睡眠には、次のことを心がけましょう。
●1日6時間以上の睡眠時間をとる
●就寝1~2時間前からパソコンやスマートフォン使用を控える
●昼寝の時間は30分以内にする
運動(トレーニング)による健康維持について
運動には、骨や筋肉を強化したり心肺機能を向上させたりする効果があります。体を動かすことでエネルギー代謝がアップするため肥満の予防にもなります。
運動不足になると、抑うつ症状や生活習慣病の発症、全身の体力低下によるフレイル(虚弱)につながっていきます。
運動習慣について、以下のことから取り組むと良いでしょう。
●現時点より1日10分多く体を動かす時間を作る
●歩くときは歩幅を大きく早足にする
●歩数計や活動量計で運動量をチェックする
●有酸素運動と筋肉トレーニングを組み合わせる
●エレベーターではなく階段を利用する
健康とは、心も体も完全に良好で、社会的にも満たされた状態をいいます。
健康維持するには、栄養(食事)、休養(睡眠)、運動(トレーニング)の3要素はいずれも重要で、ひとつでも欠けるとほかの要素に悪影響を及ぼします。
なかでも良い睡眠がとれるかどうかは運動や食事に左右されるため、睡眠は健康維持における指標となるのです。
この3要素が保たれてこそ、当ブログの基本テーマでもある『若返り』が実現するのです。